鳥羽で七夕の夜空の下、メバリング

日帰りの三重出張。
となれば前泊して釣行だ！と思ったのだけれど名古屋の人も三重への釣行で
津市レベルだと容易にしやすいと思い、良さ気な日本鋼管のテトラを考慮するも、
地方遠征での釣行はメバルのいる場所を見つけ出す時間が必要なので
限られた時間で釣果を出すためには、

（スレてない）魚 > 釣り人

でなければならない！
まぁ最悪はヘチを探るのも手なんだけれども…
大抵その場合のメバルのサイズは期待できないので最後の引き出しとは考えている。

という事で伊勢まで南下する事にした。

これが意外に名古屋駅から遠い…半休を取り、体調も優れないので電車で
伊勢市駅迄南下する事に（ちなみに電車賃の方が高速費より安い）。
思い返すと地方遠征でランガンを実施したのは福井だけで済んでるけれども、
いつも通り、いくつかランガンのポイントをチョイスはしておく。

18時30分に小浜漁港に到着。

比較的小規模な港で白のランニング姿の漁師さん達が談話を楽しんでいる中…
ワイシャツ姿の…は流石に暑いので着替えての私服風でテトラ付近へ足を運ぶ。
今日は七夕でこの地方では笹の葉に短冊を添えて海に流す？

へぇーと思い、ちょっと調べてみると、短冊の色にも意味があって、
赤、青、黄、白、黒の5色が五行説に基づいていて、
願い事は徳を意識すると願いが叶いやすくなるとの事。
で、7/8に海に短冊を返す（天の川は海とつながっている）との事らしいです。
だとすると、この短冊は1日早い！？

キャスト1投目の時間はまだまだ明るい。
まずはテトラ帯をボトムをとってカサゴやソイを狙う。

ただ、ここはテトラに乗る事は禁止らしく、
根掛かり苦戦が続く中、あっと言う間に夜を迎える！

それまでの間にチビカサゴとムラソイを3匹釣り上げ、
テトラ先に幾つかのウィードを確認した。

日が沈み、表層からレンジを刻むも、中層迄反応なし。
先程確認したウィードにワームが乗っかった状態からフォールする際に
アタリのパターンでメバルと再会^^

しかし、何度かキャストを繰り返す中、
フォールしてる最中or中層をリトリーブする際に
やたら好戦的な小鯖の猛攻撃をくらう。

しばし小鯖を釣り上げ、場所をずらしでキャストしたり、
アジングを意識したアクションの練習をする中で、
小鯖の群れが何処かに移動したらしく、メバリング再開。

コンスタントにメバルをキャッチするも次第にサイズの物足りなさから、
30〜50m先のウィードの繁ってそうな場所へフロートをセットして遠投！
すると1発目からゴンッ！

ジーーーーーーーーーーー！

ヤバイ！すごい引き。過去に泣き尺を釣った感触と似ている！

一気にアドレナリン大放出。

ウィード帯と思われる場所にキャストした為、
ゴリ巻きしてなんとか近くまで寄せるも…
手前はテトラ帯。テトラに立っていない以上、自分の立ち位置から沖に向かって
3m程度が見えるテトラ＋沈みテトラで約5m以上の範囲をうまく処理しなければならない…

ロッドワークでなんとかテトラの切れ目まで誘導しようと試みるも…
潜り込み対策で1回は対応出来るも、
結果的に2度目のテトラへの潜り込みにより対応できずバラす…

悔しいのでもう一度キャストすると、コツンッ！

ジ…ジーーーーーー

先程よりは小さい感じはするも本日の1番のサイズになるのは分かる！
でも、やはり対処方法がなく潜り込まれてバラす。

仕方なく、テトラ帯の切れ目付近から、目視できないけれど遠投でウィードを探る。
するといい感じにアタリを！しかも、パワーもある！

サイズは20cmに満たないものの楽しめる引きを何度か楽しみ…
23時頃に疲れてきたので休憩しようと車に戻る。
この時点で写真を眺めると31匹！

ブログ用に写真を整理している中…いつの間にか寝ていたらしく、
気付くと朝の5時！辺りは明るく…漁師さん達も動き出している…
よって完全な納竿。

小浜漁港は港内もテトラも魚影は濃いけれどもサイズが小さい。
ただ探れば結構ウィードがあちこちで見つかるので、見つけたら、その周辺を攻めると
サイズアップ出来る！ただ、テトラに乗れないと難しい場所かもしれない…